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| フランチャイズチェーンとボランタリーチェーンについて |
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2002年12月5日 |
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これらからの事業経営の方向性 これから独立をしようとする場合や既存の小売店や飲食店が勝ち残っていく方向性として、独立独歩の経営を行っていくか、チェーンに加盟するのかという検討する機会は、これから益々多くなっていくことでしょう。また、メーカーや卸売業もチェーンとの取引を考えることもあるでしょうし、事業多角化の方策として、チェーン加盟を検討する場合もあるでしょう。 あるいは、チェーン加盟店が皆様のライバルになる状況は、これからさらに増えていくと思われます。つまり、チェ−ンを敵とする場合もあれば、味方につける場合もあるでしょう。 チェーン加盟と独立独歩の経営のどちらが良いとか悪いとかいう論争は無意味であり、どちらをとるかはそれぞれの経営者の経営姿勢や人生観の問題だと思います。 しかし、いずれの場合も、チェ−ンとは何なのか、その代表的な形態であるフランチャイズチェーンやボランタリーチェーンについて知っておくとこは重要だと思います。つまり、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」ということです。 だが、多くの方とお話をしていますと、あまり理解されてないようです。例えば、「フランチャイズチェーンはロイヤルティーが高い、縛りがきつい」「ボランタリーチェーンはロイヤルティが低い、自由度が高い」というレベルの話しか出てきません。これも事実です。しかし、説明の一部でしたありません。これでは闘いには勝てないでしょう。 そこで、今回はフランチャイズチェーンとボランタリーチェーンについて説明しましょう。
フランチャイズチェーン(FC)の意味 (社)日本フランチャイズチェーン協会は、フランチャイズチェーンを次の5項目に定義しています。 つまり、フランチャイズチェ−ンとは、(1)フランチャイザー(本部)とフランチャイジー(加盟店)の相互契約である、(2)フランチャイザーはフランチャイジーに商号・商標等を使用させる、(3)同一のイメージで事業を行なう、(4)フランチャイザーは、継続的にフランチャイジーに対して、サービス・原材料等の『商品』を提供する、(5)フランチャイザーは、『商品』の対価として、フランチャイジーから加盟金・保証金・ロイヤルティーを徴収するシステムである。(参考資料:社団法人日本フランチャイズチェーン協会定義より要約、昭和47年策定、昭和54年改定) これを簡単に整理すると、本部が加盟店に対してシステムを提供し、全加盟店が同一のイメージや方式で商売を行い、それを本部が継続的に指導し、その対価としてロイヤルティーを徴収するシステムということです。したがって、同じイメージを維持するために、本部は厳しい指導をする必要があり、そのためには、常に新しいノウハウを開発することが求めます。また、指導やノウハウ開発のための経費として、高いロイヤルティーが必要になります。
ボランタリ−チェ−ン(VC)の意味 一方、ボランタリーチェーンについて、「ボタンタリーチェーン組織化マニュアル」(中小企業事業団、現・中小企業総合事業団)では次のように定義しています。 「異なる経営主体同士が結合して、販売機能を多数の店舗において展開すると同時に、情報等を本部に集中化することによって組織の統合を図り、強力な管理のもとで、仕入れ・販売等に関する戦略が集中的にプログラム化される仕組みとその運営」 これを簡単に整理すると、それぞれの加盟店は自分のやりたい方法で商売を行い、仕入れ等について共同できる部分を共同化するということです。つまり、フランチャイズチェーンが統一のイメージで商売を行うのに反して、ボランタリーチェーンは加盟店の独自性を尊重するということが基礎にあります。したがって、システムの統一化や情報の信頼度には限界があります。 フランチャイズチェーンは同じシステムで経営を行ったいきますから、ノウハウの共有化ができますから、それをベ−スにした指導も効果を発揮します。しかし、ボランタリーチェーンの場合は、ノウハウの共有化がそもそも難しい形態なのです。したがって、ボランタリーチェーンに加盟して、フランチャイズチェーンと同様の指導を期待することは、ある政治家の発言を流用すれば「八百屋に行って化粧品を買おうとする」と同じことで、無理な相談だということです。 この点を理解して、今後の方針を決めることが必要ではないでしょうか
フランチャイズチェ−ンとボランタリ−チェ−ンの対比表
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